低学歴が挑む中小企業診断士!受験の感想とかかった費用を紹介!

働き方
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皆様お久しぶりです。

半年ほど更新をさぼっておりましたが、言い訳がございます。

その理由とは、キャリアアップを目的に突然勉強に目覚めた私が難関国家資格である「中小企業診断士」を受験したからです。

本当は、更新しながら勉強したかったのですが、流石難関資格・・・
そんな余裕は一切与えてくれず、半年間休まず勉強しておりました。

今回は、特段頭の良くない私が中小企業診断士を受験した感想と、かかった費用を紹介していきたいと思います。

キャリアアップをお考えの方の参考になれば幸いです。

中小企業診断士とは?

中小企業診断士とは、日本における経営コンサルタントの国家資格であり、中小企業の経営課題に対して支援を行う専門家です。

偏差値比較では65〜70程度と言われています。この数値は、一般的に難関大学の監査や他の難関資格試験(例:公認会計士や弁護士)と同じくらいのレベルと考えられます。

私の高校偏差値は40くらいなので、めちゃめちゃなハードルを飛び越えようとしていたんですね・・・

また、中小企業診断士試験は”1次試験”と”2次試験”があり両方合格することで、資格取得となります。
(厳密に言うともう少し色々あってから登録となりますが、今は割愛します)

中小企業診断士の1次試験について紹介

中小企業診断士の1次試験について紹介していきたいと思います。

1次試験では7科目を受験することになり、科目は以下の通りです。

  • 経済学・経済政策・・・マクロ経済やミクロ経済などについて
  • 財務・会計・・・会計学や財務諸表、投資などについて
  • 企業経営論・・・企業経営に関する理論やマーケティングについて
  • 運営管理・・・生産管理や店舗管理、物流などについて
  • 経営法務・・・企業経営に関連する法令について
  • 経営情報システム・・・企業経営に関するシステム用語、IT分野について
  • 中小企業経営・政策・・・中小企業に関連する法令や施策などについて

以上の7科目をマークシート方式で回答します。

合格点は全科目で420点以上(科目平均60点以上)かつ40点以下の科目がないことです。

非常に広い試験範囲が出題される為、幅広い知識が必要となり難しさが分かりますね。

中小企業診断士の2次試験について紹介

次に2次試験について触れていきたいと思います。

2次試験は4科目を受験することとなり、以下の科目になります。

  • 事例Ⅰ(組織・人事)・・・人事施策や事業承継などの組織全体に関する事例が多い
  • 事例Ⅱ(マーケティング・流通)・・・マーケティングや販売手段、顧客満足に関する事例が多い
  • 事例Ⅲ(生産・技術)・・・生産管理や工程改善に関する事例が多い
  • 事例Ⅳ(財務・会計)・・・財務諸表の分析や、損益分岐点計算、投資判断に関する事例が多い

以上の科目が2次試験の科目になります。

2次試験は記述式で、事例企業に対する設問が5問前後出題され、
80~150字程度で記述することが多い試験です。

マークシートと違い知識を定着させ、確実に解答する必要があるので非常に難しいです。

また、事例企業に応じた解答が必要となる為、よりコンサルティング実務に近い試験となります。

受験した感想とかかった費用は?

それでは、私が受験した経緯や感想、かかった費用を紹介していきたいと思います。

そもそもの私のスペック

まず、そもそもの私のスペックを紹介します。

年代30代前半
仕事自動車部品の試験・評価(8年ほど)
自動車関連企業でISOの事務局(3年ほど)
役職一般社員
学歴公立高校卒業(偏差値40くらい)
整備士専門学校卒業
保有資格QC検定2級、ITパスポート、FP2級
自動車整備士、機械検査技能士、危険物乙4等
勉強開始時期24年3月中旬

QC検定2級を24年3月に受験し、その後中小企業診断士の勉強を始めました。

FP2級は1次試験受験後の9月に受験しています。

とても高学歴とは言えないスペックではないでしょうか?

受験の経緯と、感想

まずは、なぜ受験したのか?ここまでどのようなスケジュールだったのかについて紹介していきます。

受験の経緯と大まかなスケジュール

受験の経緯は、転職をしようと考えた際に、自身の学歴等では希望する職種への転職が難しいと感じ、
昨年度FP3級やITパスポートを勉強して楽しいと思ったことが発端です。

FPやITパスポートの勉強が楽しく引き続き何か勉強したいと考えたところ、双方に関連する資格に「中小企業診断士」がありました。
(FPは財務・会計や法務に、ITパスポートは経営情報システムに関連がある)

その後、QC検定2級を受験し合格の見込みでした。
QC検定2級は合格率30%以下の資格試験のため、がんばれば中小企業診断士も目指せるのではないか?
と考え、挑戦を決意しました。

その後、企業経営論→運営管理→財務会計→経営学→経営法務→経営情報→中小企業政策の順で学習、
8月上旬に1次試験を受験しました。

正直、学習が十分ではなく1次試験は科目合格制度があるので、2~3年かけて通過の予定でしたが、
運も味方し、奇跡的に1回で突破することができました。

ここまでの勉強時間はおおよそ、600時間ほどだと思います。

1次合格が見えたので急いで2次試験の情報収集を行い、盆連休から徐々に勉強を開始しました。

2次試験は人生初の記述試験ということもあり、何を書けばいいのか、そもそも漢字が書けない・・・
等の問題もありながら2カ月半ほどで、200時間ほど勉強しました。

10月末に2次試験受験し、今は結果待ち(発表1月)の状況ですが、
手ごたえとしては本当に落ちたと思っています。

今記事執筆は、2次試験後1カ月ですが、いまだにもやもやした気持ちを引きずっています。

ちなみに私はほとんどの情報を受験生支援団体である「一発合格道場」にお世話になっています。

一発合格道場では、本格的な内容からモチベUPに繋がる記事まで色とりどりです。

受験を考えている方は、まず見てみてはいかがでしょうか?

かかった費用

次にかかった費用について紹介していきます。

まず前提として私は完全独学で勉強してきました。

そのため、通信や予備校を検討している方の参考になるか分かりませんが、
自身で揃える教材のイメージを持っていただけれと思いますので、参考にどうぞ!

1次試験の費用

まず、1次試験にかかった費用です。

教材費
スピードテキスト4科目
まとめシート
約20000円
問題集約15000円
模試受験費用約8000円
1次試験受験費用約15000円
合計約58000円

改めて振り返ると結構掛かっていますね・・・

そのほかにも無料の過去問サイトである、過去問ドットコムを活用していました。

私は心配性なので、過去問ドットコム以外に問題集を用意しましたが、人によっては不要かもですね。

私個人としては、模試は受験することをお勧めします。
現在の自分の状況や、試験の雰囲気を味わうことができます。

2次試験の費用

次に2次試験の費用を紹介していきます。

教材費(ふぞろい、全知全ノウハウ)約20000円
2次試験受験費用約18000円
合計約38000円

2次試験では、問題集を買っていません。

また、明確な答えがない試験であることから、模試も受験をしませんでした。

まだ、合否が分からないので正しかったかは分かりませんが、
最低でも上記の金額あたりはかかると考えていただければと思います。

1次~2次試験で約96000円ほどかかっているようです。

通信講座のスタディングが50000円前後のため、独学にしてはかけすぎな気がしますね・・・

中小企業診断士をおすすめの人はこんな人!

最後に、私が受験した経験から中小企業診断士がおすすめな人を紹介していきたいと思います。

まだ、合格できたか分かりませんが、受験した段階で感じたメリットから紹介していきます。

①転職や昇進がしたい

転職や昇進などのキャリアアップを考えている方にはおすすめです。

中小企業診断士は幅広い分野を勉強できるので、自身の業態問わず活用することができます。

特に、管理職以上を目指している方には必須とも言える知識が学べます。

転職についても資格だけで転職は難しいですが、一定の経営知識があるという点や、
難関資格にチャレンジし努力できる点を評価されることと思います。

②コミュニケーションが好き

人とコミュニケーションを取ることが好きな方におすすめです。

中小企業診断士を取得するとコンサルタントという立場で、人と接する機会が増えます。

また、受験生支援団体のセミナーや、SNSを活用して人と繋がりを持って、
受験勉強できることも、中小企業診断士試験の特長だと思います。

そのため、一人で勉強し続けるのが嫌だ!や、
人とコミュニケーションを取りながら勉強したい!という方におすすめです。

③飽き性

以外かもしれませんが、飽き性な人にも向いていると思います。

なぜかというと、科目数が多くあり飽きる前に他の科目の勉強もできるからです。

実際、私自身非常に飽き性ですが、様々な分野を学べるので飽きがこず、
楽しく勉強を続けることができました。

税理士や社労士なども素晴らしい資格ですが、分野がある程度絞られていると思います。

中小企業診断士は広く知識を勉強できるので、飽き性の方におすすめの難関資格だと思います。

低学歴が挑む中小企業診断士!受験の感想とかかった費用を紹介!まとめ

中小企業診断士の受験について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

中小企業診断士は難関資格でありながら、受験要件が無く誰でも受験可能です。

また、ビジネスに役立つだけでなく、実生活に役立つ知識も学べます。

キャリアアップをしたい!何かステータスとなる資格が欲しい!という方は、
一度、受験生支援ブログなどを見て、検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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